シャッフル再生で流れた曲について書く危機十六連打

皆さんこんばんは。晩ごはんは何でしたか。

 

「オモゐデ漁船 Advent Calendar 2020」12/18担当のutuboです。

 

 オモゐデ漁船は別に音楽レーベルではないので、このアドベントカレンダーでみんなが音楽の話してる訳ではなく、お菓子やサバゲーや餓死や乳首開発について書く人もいるのは皆さん知ってると思いますが、それはそれとして私は音楽の話です。

 

 内容はタイトル通り「PC内の音楽から16曲シャッフル再生した曲について文章を書く」というものです*1

 

 書くというのは曲のことはマストとしてアーティストのこと、アルバムのこと、レーベルのこと、思い出話、自分語りなどを含みます。

 音楽やってTwitterやってるのに普段聴いてる音楽の話はあんまりツイートしてないので、このアドベントカレンダーの機会に少し多めブログに書いてみようという次第です。

  

曲目です 上から見るなりかいつまんだりしてください

 

では一曲目に行きましょう

 

In Her Eyes - Nvloap [Never Slept Volume 004]

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(曲の話)

 緻密なリズム隊を引き連れながらもジャケットの曇り空みたいにぼんやりしている2stepとfootworkの間みたいな曲。イントロのロングトーンエレピから雰囲気がガッツリ出ているし、静かなコードや残響をたっぷり含んだ声ネタでさらに引き込まれる。あとポンポンしたベースとモワモワしたベースがぼんやりしたフレーズに乗って巧みに切り替わって翻弄される。かっこいい

 

(曲の話じゃない話)

 完全に気まぐれでbandcampのレコメンドをクリックしたら行き着いたNeverSleptというオーストラリアのレーベル。全体的に150~160台BPMの付点八分四分がいっぱい付いたドライなビートが好まれている印象で、雰囲気も明るくないけど暗すぎずといった感じ。それこそfootworkみたいな色味が強い

 音楽だっつってんのに見た目で選り好みするところがちょっとあるので、その点ここはジャケの雰囲気作りもとても良くて、そういうところでも引き込まれたかもしれない 背景のめっちゃ上手な人のTwitterアカウントが上げる薄暗い背景に女の子が一人でいる絵とかが好きなタイプです

 アーティスト単体のシングルリリース等もありますが、上述もしたコンピレーションアルバムであるNever Sleptシリーズをとりあえずお勧めします。あとこれ

 

 

いい感じに滑り出していったのではないでしょうか 次いきましょう

 

moshi moshi - ilkae [4EP]

 よろよろ不安定なノイズパーカッションから始まる短いエレクトロニカ。キックが加わりエレピっぽい柔らかいシンセが乗っかり、硬くて小さいシンセがもう一個乗っかったと思ったら終わる。このメインを張っている柔らかシンセに代表されるような、ilkaeの作る虚ろな感じのメロディーが私はとても好き

 

 ilkaeは二人組のユニットだというのをさっき調べて知った。Agargaraという方がPistachio Islandというilkaeのアルバム一枚を頭から最後までリミックスしたアルバムを出していたのを知ったのがきっかけ。でも私ilkaeは昔お試しに数枚だけ他のアルバムをダウンロードしたっきりなのでAgargara氏のRemix版は愛聴してるのに原曲版を聴いたことがない。なんてやつだ。今ilkaeのフルデジタルディスコグラフィーをカートに突っ込んだ

 

 

もしもしってタイトルかわいい 次行きましょう

 

drip of <mars> - iroha [☆24EFFECTS☆]

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☆ 24EFFECTS ☆

 ゆめにっきより火星さんのイメージトラック。作中の火星さん空間で用いられるピアノフレーズをベースに、ビートやFXが乗っかったオーソドックスなアレンジ。ピアノの残響のように重なる歪んだパッド、6/4拍子の原曲より不安定な7/4拍子、何かの存在を思わせるような呼吸のように響き渡るノイズ、無機的な曲調の中にうっすらと感じる起伏、等を併せて耳に放り込むと、あの冷たくて暗い空間、何より火星さんの歪なシルエットと色彩が思い浮かぶこと間違いなし。そもそもゆめにっきのほとんどなにもかもが歪ではある

 

 四名のボカロPが作り上げたゆめにっきトリビュートインストアルバム。全体的にあまり変化球は見せず、原作のイベントが起こるマップの雰囲気を忠実に、しかし確かなクオリティを以って展開されるので特に言い淀むことなく好きならこれ聴いとけって言える。フリーダウンロードなのでぜひ

 原作やってないけど二次創作はいっぱい食べた、という狼藉を働いた作品は数知れずで、ゆめにっきも動画勢終いだったが、easywineの存在を知ってから、罪滅ぼしのように2っきを遊んだことがある。でも沼が深そうだったので片膝ぐらいで抜け出した かめりあさんが参加しててあ〜ってなった

 

 

そういえばリメイク版とかあったな 黒井しばちゃんがやってた 次いきます

 

Indigo Bird - Sana Feat. 猫叉Master [Raindrops]

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Indigo Bird

Indigo Bird

  • 猫叉Master
  • J-Pop
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

 猫叉さんの1stアルバムから。鳥になりてぇ気持ちをスローテンポなワールドエレクトロニカに乗せたポップス。コナミコンポーザーはアルバム作るタイミングでもないとこういうおおきなこえでみたいな曲はそう何度も作れないだろうから貴重。猫叉シンセの一つでinfinite caveに使われていたオーボエの突然変異体みたいな音のシンセがサビから入ってくるのが特徴的。

 サビのメロディーはスケールを登ったり降りたりしていて、感情に訴える力が強く出てくる(ような気がする)。ただのドミソにレを混ぜると印象が柔らかくなるのと似ている。

 

 tori-no-kimochiとか、nightbirdシリーズとかあるし、猫とかアルパカより鳥の印象が強いんだけど、でも猫叉さんのあのコンテンポラリーでワールドで時折ドラムンベースな感じに合うのが何かって言ったら猫とかアルパカより鳥とかなのよね。

 Sanaさんはつい最近生で目にする機会があった。SHOXXXXという音ゲーメインのクラブイベントがあり、彼女がゲストに呼ばれ、PAPAYAPA BOSSAを収録したときの話とか、生歌を聴かせたりして下さった時があった。客層が古参寄りなのでMiracle Moonのコールが完璧だった。楽しかった。

 

 

SHOXXXX、唯一リピートしてるクラブイベントです。たのしいよ  次行きましょう

 

Hanabi - Nhato [EDP presents ravemania]

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Hanabi

Hanabi

  • Nhato
  • ダンス
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 IIDXのレギュラー陣の一人であるNhato氏が送るバキボキのエレクトロ。何気に音ゲーではあまり作らない曲調かも。Hanabiが映えるようにオリエンタルにハモリ散らかすメロディーと打って変わってワルそうなベースが交互に流れてブチアゲ花火になる(?)。 

 

 EXIT TUNESからRyu☆が設立したEDPなるレーベルから出たコンピシリーズ。raveと言いつつフリージャンル。メンツの良い同人CDみたくはある。メンツの良い同人CDが好きならおすすめ。

 クラブの音楽作る人ってキックがベースシーケンスが音圧がといった感じでやっぱりそっち方向に強く鍛えられているのだが、これに音ゲーの文脈が混ざると強い人はメロディーとかコードとかにも相当スキルポイントが割り振られててどっちも好きな人的にはもう非の打ち所がなくなるのだ 

 

 

突然のパリピ 次行きましょう

 

Spit On Your Rave - JAQL [Retourne]

 個人レーベルHALLEY LABS(元LapFox Trax)を運営するemma氏の数多あるアーティスト名義の一つであるJAQLのトラック。footwork的に刻まれる複雑で歪んだキックとクラップにワブルベースを乗せた治安の悪いビートの上からクワイヤが転がり込んで来る。このsus4のせいでシリアス成分が増幅された状態でスラム街と衝突するので、ハードでありながら厳つい雰囲気が生まれている。

 

 JAQLは氏の活動初期の頃の名義で、アルバム名の復帰・帰還を意味するフランス語の通り、4,5年ぶりの出番だったらしい。当時はHipHopを作ったときに付けられる名義だったが、作風がDubstepに寄るようになり、それ専用の名義(Klippa)にリリースが移ってからは音沙汰が無くなった。今回のリリースから、その後も稀にコンピに名前が出てくるようになる。*2最近は遅いハーフステップを作る機会自体が珍しく、Klippaすら出番がレアである。

 

 

HALLEYは大好きなレーベルなので書き出すと止まらなくなりそうです だけど次だ

 

Starlight Fantasia - TAG [NOSTALGIA Music Collection ~Op. 1~]

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Starlight Fantasia

Starlight Fantasia

  • provided courtesy of iTunes

 DDRからTAG氏によるトランシーできらびやかなインストポップ、がノスタルジアへ移植されたもの。この曲のようにピアノがメインではない原曲だと、ノスタルジア版ではそれらしく大胆にアレンジが加わったピアノが入ったりするが、この曲はリードシンセをひたすらなぞっている無難なアレンジである。しかしピアノが聴こえるだけでもジャケットの冬っぽさがより感じられる。

 イ短調を中心に同じ調号のハ長調に変わってまた帰ってきたりするが、終盤ではルートが一緒のイ長調に変わる。どちらも比較的分かりやすい長調へのアプローチだとは思うが、印象の変わり方は結構違って聴こえて面白い。

 

 ノスタルジアはピアノの音ゲーであるため、サントラに収録された移植曲はもれなくピアノトラックが加わっていたり、曲によってはピアノソロになっていたりという贅沢仕様である。KOUYOUという曲なんかは元が短尺すぎるのでアウトロの前にピアノソロ地帯が新設されたりしている(それでやっと二分弱)。

 

 

 皆さん知らないかと思いますが私は音ゲーマーです 次行きましょう

 

FIèVRE - Darius [B-SIDE the WAYSIDE]

  ゆめにっきアレンジとHALLEY LABSの楽曲が別々に出てきたが、偶然にもこの曲はHALLEYのゆめにっきアレンジ。ジャケットにも描かれている、ゼンマイ荒野地帯で見られる目に悪い映像(通称サタデーナイトフィーバー)で聴こえる音楽を皮切りにアシッドの効いた無骨なテクノが展開される。途中からエレピ混じりの砕けたリズムに変わるのが大変に格好良い。他にも原作要素としてワープ迷路のワープ音、クラゲの鈴の音などが聴こえる。パッドの和音は屋上飛行イベントのBGMのようにも聴こえる。

 

 ゆめにっきはBGMもSEも独自に作られていて単調な音が多く揃っているのでサンプリングとしてとても扱いやすい。全部ゆめにっきの音でアルバム一つ作った人もいる。

 DariusはHALLEYでメインに使われる名義の一つ。ハードサウンドの多いHALLEYの中で、フュージョンプログレ、テクノ等、理性的(?)な曲調のジャンルを受け持ちがち。他の名義との合作の形態を取られることも多く、もう片側の単体名義楽曲と比べてどこか引き締まった雰囲気を感じ取る事ができる。

 

 

HALLEY二曲目 次から折り返しです

 

エリンギのエクボ - NAMCO BANDAI Games Inc. [太鼓の達人オリジナルサウンドトラック「サントラ2008」]

 

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 太鼓初期の歌物プログレロック、以降この作曲者・ボーカルの組み合わせはミカシリーズとしてナムコオリジナルにおいて独特のポジションに立ち続ける。ボーカルの人については当時のナムコ社員であることぐらいしか情報がなく、歌方面の来歴が分からないが、どことなく歌い慣れしてないんじゃないかと思わせる不安定さが癖になる。変拍子の曲はリズムの解釈に意識を向けるのが楽しい。

 

 初収録作品はCSの2作目であり、私の音ゲー体験初期を構成するソフトの一つである。そして私に変拍子を初めて意識させた曲でもある。変な曲、ぐらいにしか思ってなかったけど

 えっこの曲こんなに難しかったっけ……もっとパッとしない譜面の印象しかなかった……あと記憶の大半がゼビウス体操と太陽もヤッパッパーに持って行かれていた。動画観てたらあの太鼓初期特有のガビガビの画面が懐かしく感じた

 

 

今でもアイマスコラボとかあるとACをたまにやります 次行きます

 

Nilgai - Syzfonics [AD:Electronic Dance 3]

 syzfonics氏のエレクトロハウス。一度ドロップに入れば、多彩な音色、少しずつ違う顔を見せるメロディー、幾多ものフェイントが仕込まれたシーケンス使いに翻弄されっぱなしである。ブレイクダウンにおいても抜かりなく、個性的な旋律やM1ピアノの清涼剤が用意されており、全体を通して聴き所に溢れた造りになっている。ニルガイは牛の一種。

 

 同人サークルDivers SystemからEDMを集めたコンピレーション第三段。各々の得意ジャンルで勝負する人、普段よりEDM色強めに攻める人、お皿を数える人、フグ田家になりそうな人等多種多様なサウンドが入り乱れる。

 syzfonics氏といえば個人的にはボルテのProfessionだが、氏の作風としては概ねああいった爽やかで凝った進行とメロディーが聴こえるEDMがメインであるように感じる。

 

 

気づけば私のCD棚はDiverseで一杯でした 次いきましょう

 

kodama - かめりあ [MEGANTO METEOR]

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kodama

kodama

  • かめりあ
  • エレクトロニック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 かめりあ氏の和風ダブステップ。サブベースマシ。同ジャンルのyamabikoを知っているならニヤリとする要素あり。yamabikoは優美なメロディーでしっかりと雰囲気作りをしてドロップに持ち込むが、この曲は比較的単刀直入に斬り込んでいく美味しいとこ取りスタイル。

 

 コンスタントに同人作品を製作していたかめりあ氏による入魂のメジャー1stアルバム。これまで同人作品や音ゲー提供曲で展開していた種々の音楽的世界観をある程度ピックアップして改めて自己紹介的にまとめ直したかのようなかめりあ氏入門に最適な一枚となっているように感じる。

 

 

音圧の暴力に晒されたい貴方に 次いきましょう

 

Etude - Nhato [Etude]

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Etude

Etude

  • Nhato
  • ダンス
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


 Nhato氏(本日二曲目)のアルバム表題曲であるスラップベースがベシベシに効いたコンプレックスなエレクトロ。主題のメロディーを丁寧にリフレインしてここぞというタイミングで太いシンセで一気に高い音まで持っていくのがめちゃくちゃ気持ちいい。

 ダンスミュージックにしては珍しく、ベースがIVから帰ってこないまま終わる。これからの行き先を感じさせるようなアウトロで、アルバムのエンディングを華々しく飾っている。

 

 基本的には方々のインプットの寄せ集めで創作は出来ると思うが、私はEQの役割もよく知らなかった頃に、8割ぐらいNhatoさんの影響で作ってしまった曲が一つだけある。何故一つだけで済んでしまったのか。メロディアスさ加減とかやたら多彩なフィルインから頑張った痕跡が伺える。

 EQは今もよく分かってない。音楽わかんない。あえあえあい

 

 

あの時はサイドチェインコンプの勉強で1週間飛びました 次いきましょう

 

scramble - Mayhem VS Darius [EVERYDAYS01 ~january~]

 HALLEY LABS(本日三曲目)から、MayhemとDariusの合作名義によるゴアゴアでアシッディーでフルオンなサイケ。少ないパターンでやりくりしたり、フィルターをよく効かせているあたりにリアルタイムパフォーマンスの趣を感じる。5度ユニゾンは正義。

 

 今年頭から三ヶ月ほど続いたemma氏の(ほぼ)一日一曲シリーズ。手の混んだ造りにはあまり適さない制作時間である故に、聴き流しに適しているような、テクノ、アンビエントノイズ、チップチューン等が多く集まる。各曲の歌詞欄にはコメントが残されている。実機チップチューンやハードシンセやペダルボードを駆使している様子が伺え、ガジェット類への精通っぷりが見られる。短時間作曲の手段としてはさぞ心強いだろう。ちなみにこんな配信もしている。

 アシッドは何回か扱ったが、私は完全に舐めてかかってしまっていた。何回かじゃなんも分からんというか、普通に凝ったリードシンセを一つ作るぐらい手を掛ける余地が存在するなあと思った。特にあのそれっぽいフレージングはちゃんとそういう分野の音楽を分析しないとダメ…な気がする。TD-3さわさわしてみたい

 

 

私は月一すら危うい 次行きましょう

 

Deep Space - Calla Soiled [Lucoq]

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 分解系レコーズから、IIDXへの収録が記憶に新しいcallasoiled氏の作品。私はしっかり古参ヅラしていく氏にしては珍しいエレピや生ドラムっぽい音が特徴的だが、後半になるとブレイクビーツやリースベースに取って代わり、普段の作風に比較的近い一面が現れる。Spaceの名を冠しつつ、スペーシーな雰囲気はこの曲どころかアルバム全体に及んでいて、じっと聴いてると丁度心地よいぐらいの圧力のようなものを感じる。

 

 人は初めて見たネットレーベルを親と見なす生き物で、私にとってそれはアルテマレコーズ分解系レコーズであった。界隈の中心にあるのはここら辺のレーベルなのだろうと勝手に思いながら既に十何個と出ていたリリースを漁っていた。それぐらい適当に、しかも相当遅れを取ってネットレーベル文化に触れ続けていても気づけば私の音楽的な構成要素は結構な割合でネットレーベル由来のものになっていた。そして全ての元凶はgentle stress wobble rmx / fu_mouなのであった。結局音ゲーである

 

 

最近急に顔出し生放送し始めてびっくりした 次行きましょう

 

Loop 2.07 - Yaporigami [Loops 2.0]

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  Hz-recordsからYaporigami氏の二作目のリリース。HzらしいノイズもりもりのIDMではあるけど、雰囲気としては珍しくインダストリアルな感じで、脳の気持ちいい所がより一層刺激される。ちょっと盛り上げておいてそのままフェードアウトするのも潔くて好き。

 

 Hzも私がネットレーベルに触れる過程で知った所の一つではあるが、ここに関してはそういった時期より前に、CD流通してる一枚を兄から貸して貰った事があった。tofubeatsとかよく聴いてるらしいので、兄は兄なりの入り方をしていたんだろうなと後々思っていた。

 

 

 次で最後です

 

秘密のトワレ -Midnight Lab Remix- - Taku Inoue [THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS TO D@NCE TO]

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 デレマスの公式リミックスアルバムより、イノタク氏が秘密のトワレをぶっ壊しアレンジ。アイドルソングとしては聴き馴染みのないような、それでいて志希ちゃんを完璧に表現したササキトモコ氏の原曲に対して、アイドルソングのリミックスとしては聴き馴染みのないような、それでいて志希ちゃんを完璧に表現したリミックスになっている。極端なビートの密度差と、それに対する違和感を全く感じさせないアレンジは流石のイノタク氏だと思う。ボーカルは借りても、展開やコードワークは借りず、上手く自分の分野に引きずり込んでリミックスを成立させる人にとても憧れる。わたしもやりたい

 

 5thライブの物販限定グッズで後に受注通販も行っていた。周年ライブとかのセトリにはたまにここのリミックスが入ったりするが、デレステでは残弾として温存してあるのか未だ一曲も入っていない。展開が特殊な曲が多いのでゲームサイズの切り出しに悩みそう。

  5thは静岡公演だけ現地参加した。春瀬なつみさんが出るから。さわやかとエコパアリーナへのオタクパレードだけは辛うじて覚えてる

 

 

おわり

 どうでしたか。急に慣れないこと16回もするものではないですね。面白いかどうかは知りませんが悩むの込みで書いてて楽しかったです。でも次は私も大人しく今年のベストアルバム10選とかにしておきます。

 

 この記事の公開日の翌日の19土からVRChatという所で開かれるイベントのBGMを一曲担当しました。よろしければおググりください

 

じゃあね

*1:正確には(元)iTunesアプリのラブマークをつけた曲群からの再生。utuboはiTunesに入ってる音楽全体からラブをつけた曲(現在5798曲)をフィルターしてiphoneに入れて普段音楽を聴いている もちろん増え続ける utuboはサブスク音楽配信サービスをの利用を躊躇っている

*2:HALLEYにおけるコンピは体裁はコンピレーションでありながら個人制作ということになる